かんすいは鹸水または視水と書きます。
中国で鹸湖から得た鹸水や鹸石、
または草木の灰汁をこして煮つめたものを
水に溶かして、小麦粉の練り水として使用したのが始まり。
日本では、明治の中頃からラーメンが食べられるようになり、
かんすいを中国から輸入して麺を製造していたようですが、
当時使用されていたかんすいに含まれる物質の中には
現在では使用できないものも使われていたようです。
現在日本で使用されているかんすいは、
炭酸ソーダ、炭酸カリ等を主成分としたアルカリ塩溶液です。
これは食品衛生法に定められた物質で作られた
食品添加物であり安全とされています。
でもかんすいは自然物質ではなく人工的に作った化学合成品物質。
いくら安全だからと言っても取り過ぎは禁物です。